TECH 21 Octave Fuzz for Bass with Envelope Filter |
red ripperは、ただのベース用ファズではありません。このアナログ構造のエフェクターは、アグレッシブなトーンを作り出し、ビンテージ・スタイルのフィルターを自在にコントロールする事ができます。ただのシンプルなディストーションとは異なり、様々な演奏方法や強弱に幅広いダイナミクスで対応します。ハーモニクスの多いファズ・サウンドを出すためには強く弾き、ハーモニクスの少ないファズ・サウンドを出すためには弱く弾いてください。 |
また、独自のr.i.p.コントロールを使用すると低音が強調され、Brass Masterのようなオクターブ・ファズ・サウンドを作り出すことができます。また、このr.i.p.コントロールを最大値に設定するとMoogieスタイルのシンセ・サウンドを作り出すことができます。red ripperはエンベロープ・フィルターのサウンドをエミュレートしますが、実際には信号そのものがフィルタリングされていないため、エフェクトON時の音痩せは発生しません。 |
アクティブ・タイプの3バンドEQはスタジオ・クオリティーの性能をコンパクト・エフェクターに内蔵しました。また、levelとdriveのコントロールを使用して微妙な歪みをも作り出すことができます。ローパス・フィルターはツイーターを搭載したスピーカーで鳴らした時に不足する低域を補う事ができます。バイパス時はバッファー回路を通る構造になっており、入り替えフットスイッチは静音設計で作られています。ビンテージ機材とは異なり、これらの機能は全て近代的な技術によって構成されています。 |
TIME:リバーブのディケイタイムの設定 TONE:6dB/oct.のアナログ・シェルビング・フィルター FEEDBACK:反射音の設定 RUMBLE:リバーブ(ウェット)のローカットフィルター LEVEL / BOOST:アナログ9dB出力ブースト(可変) BYPASS:バッファード・バイパス入力:1/4インチフォーン、1MΩ(電源スイッチ兼用) 出力:1/4インチフォーン、1kΩ 動作レベル:-10dBm / 250mV 電源:9 VDC(センター・マイナス) 消費電力:50 mA | r.i.p. コントロール | r.i.p.コントロールは、ハーモニクスの量と歪みのキャラクターを独自の方法で変化させます。最小値の設定では普通のディストーション/ファズのようなサウンドになり数値を少し上げると2種類の歪みサウンドが混ざり、引き裂くようなサウンドに変化していきます。ツマミの位置を12時付近まで上げるとハーモニクスの量が最大値になり、とてつもないサウンドへ変化します。また、得られるハーモニクスの帯域は演奏方法によって変わります。強く弾いた時には強い歪みと高音のハーモニクスが得られ、弱く弾いた時には弱い歪みと低音のハーモニクスが得られます。ロングトーンを弾いた時は広い帯域のハーモニクスが得られ、ブリッジ・ミュートなど短い音を弾いた時には狭い帯域のハーモニクスが得られます。さらに、ベース側のボリュームを下げることでエフェクトの効果を弱める事ができます。Red Ripperはエンベロープ・フィルターのサウンドをエミュレートしていますが、実際に信号がフィルターされている訳ではないため、音量を下げてエフェクトの効果を下げた時でも、音そのものは細くなりません。 | | |